6缶目  

・最高の宝になるはずだったトイガン
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画像は既に撮ってあったのだが、後述する理由もあってHP作成は遅れに遅れた・・・

 組み立て式トイガンを買いその進化ぶりに驚くと共に、ゲームの影響も相まってまるかんやのトイガン熱は再発・・・・・・するまでには長い助走が必要だった。
あくまでもメインはゲームの方であった為にそっちで遊べると言う満足感がある上に、一応は素人作りとは言えコルトパイソンを二種も持っていれば十分。そう考えていたのでクラウン製のコルトパイソンを入手して以降、別段トイガンに対しては興味を持たずに過ごしていました。
しかし、流石に一段落ついたので改めてクラウン製パイソンを手に取っていたら、ふと今の段階で組み立て式がこれなら高額なトイガンはどんな進化を遂げているのだろう?と気に成る様になり、ようやく他のトイガンに対して目を向ける様になったのです。

この頃には自分で自由に使えるお金も大きくなっていたので、高額な物も含めて一応は購入するつもりで情報を集め始めたのです。
当初はコレと言って買う物を限定はしていなかった物の、事前にリサーチした結果としてカート式ガスガンが自分の理想と合うらしいと判断。
これによってリボルバーとして実銃に近い機能を備えつつも威力もある奴と言う条件を、当時は何の知識も知らずに探し始めていったのです。

この話はだいたい2003年頃の話です。多分・・・
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まあ、当時は若干買わなくてもいいかな?位の気持ちも入っていたので、結構、購買意欲は低め。

当時はコルトパイソンのガスガンと言う縛りで見て行くと数が少なく、東京マルイかタナカワークス以外には選び様が無かった。(ただし、まるかんやの知識が少な過ぎる事もあるので正確では無いかも)
基本的にどちらも素晴らしい物であるのはパソコンの画面からでも伝わって来たのだが、子供の頃からの夢であるカート式にどうしてもこだわりたかった。それも、ただのカート式ではなく射撃性能も素晴らしい物、少なくとも記憶にあるマルゼンガスガンを上回る物が欲しかった。

別にサバゲーとかやらないまるかんやがパワーとか命中精度とか求めても無意味であったのだが、せっかく買うんだから納得が行く物が欲しいと言う事が念頭にあり、結果としてリボルバー式はトイガンとしてはやはり問題多しとして途中からやる気が削がれ始めても行ったのです。

ただ、その中にあって高評価と言えたのがタナカワークスのペガサスシステムを採用したリボルバー群で、まるかんやもそれ成りに興味を持ったのだが、カート式では無いと言う点からやはり候補としてはイマイチであった。

それから、それから・・・。
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その当時は本気で狂喜した

 ある掲示板で書き込まれていた M29c と言う文字。突如脳裏に思い出される44マグナム、ダーティーハリー・・・・・・

M29で8インチ以上はまるかんやにとっては銃を意識した初めての物でありながら、紛い物(?)ばかりに行き当たり手に出来なかった銃。
それが自分の理想とする条件に当てはまるかも知れないと言う情報に、正に夢が叶うと現物を見る前から喜んだものです。

更にはガスガンでありながらもカート式。
オマケに事前に仕入れていたカート式悪しの情報を超えて、パワーも精度も良いとしたら買わない手は無い。

条件が全て揃っているとして直ぐに掲示板にあった情報 ”M29” を頼りに「マルシン ”M29” 8-3/8インチ」で検索をかけて速攻購入を決心したまるかんやだった。

ところが・・・・
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当時は凄く衝撃を受けたのですが、テキトー絵だとあんまり伝わらんかもです。
また、パイソンからM29にすんなり心変わりした分けでもなく、ある程度引きずっていたので余計に混乱する事に。
あと、ウッズマンの所で説明したハウジング云々は、バレルウェイトと説明した方が正しい(?)様です・・・・

「マルシン M29 8-3/8インチ」で検索して出てくる商品は、どこもかしこもパイソンもどきに見えるM29と説明される物ばかり。

当時から銃器に関して知識が全く無いまるかんやは、当初はこれではないと認める事ができずに「ちゃんとした(?)M29」がどこかにあると信じて疑わなかった。
その為に色々と条件を変えてその後も検索等もしてみたのだが、結局は見付かるのはこのよく分からないM29と、タナカの物ばかり・・・・

だが、情報提供を受けた掲示板を再確認した時にある重大な事にようやく気付くのだった・・・・・


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そうなのだ。掲示板情報によるマルシンのM29とはクラシックと呼ばれるタイプであり、この一見するとパイソンハンターの様な物で正解だったのだ。

また理想のM29の入手からは遠のいた事に落胆を覚えたのだが、当時においてカート式ガスガンで理想的な物はコレを置いて他に無いのも事実だった。(ただしまるかんや調べ)

それ故に散々悩む事になる
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マルゼンで痛い目にあっていただけに、我ながら阿呆なほど迷いました。
だが・・・・・!!

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他の評価でダブルアクション時のトリガーが重いとされていたのだが、クラウンパイソンのコッキングで鍛えられたのか、まるかんやにはあまりそう感じられなかった。
ただ、今になって操作してみると確かに引っ掛かり感がある。

実際に手にしたマルシン製のM29は非常に素晴らしく、一瞬にしてまるかんやを虜にしたのであった。

また、各種のギミックを実感するにそれまでまるかんやがしたかった事を全て実現できる機能を兼ね備えており、正に長年の夢を叶えてくれたトイガンでもあったので感動した。

後、全く気にしなかったヘビーウェイトと言う仕様も素晴らしく、材質に鉄だか何かの重量を増す物を混ぜている為に持つと重い。
毎回感じるズッシリとした感覚も心地が良くて、これだけでも満足だったのですが、更に撃ってみると驚くべき性能を目の当たりにする事になるのです。

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事前に情報はあったとは言え射撃性能も素晴らしく、特にパワーに関してはかつてのマルゼンのガッカリ感を完全に払拭する物であった。
と言うか、その時に感じたのはトイガンらしからぬパワーであり、本気で大丈夫かと不安になったものである。
しかしこの不安は後に的中する事になり、まるかんやを天国から地獄に落とす事にもなる・・・・

命中精度と言う点においてもまるかんやにとっては必要十分以上であり、思わぬ試し撃ちを実際にやる事になったが正に予想以上。
狙えばある程度の範囲には当たってくれ、今までのトイガンでは感じられなかった安定感と言った物が得られたのも素晴らしかった。

手にした当時はこれ以上ない理想のトイガンだと感動し、もはやコレ以外には必要ないと考えた程だったのです・・・・・


 はしょって説明 怪! M29クラシックの謎!

 トイガンが好きなだけで銃器の知識にはまるで乏しいまるかんや、M29に関しても表面的な事しか説明できないのですが、深く調べる程に実はこの種類は物凄く奥が深い・・・・と言うかまるかんやには理解不能でした。
別のページで「M29の名称を44マグナムと勘違いしていた」と書いたのですが、実は最初に売られていた時はそうした名称だったとか。
でも、ダーティーハリーが上映されていた頃には既にM29になっていたらしいので、インターネットが無い当時は情報の伝達も遅く、余程詳しい人でも無い限りは勘違いしても仕方なかったのかもしれません。多分・・・・(でも、マルイの組み立て式の箱には既にM29と書かれてもいる・・・・)
で、今回取り上げたM29クラシックの8インチに付いて調べて見たのですが、全然実銃に関しての情報が出てこない。
よって、以下はまるかんやの勝手な憶測と情報を集めた際の経過的な物を交えて説明したいと思います。

M29クラシックの8インチ以上の銃で調べるとハッキリと説明された物は無いと言え、少なくとも日本語のページには無く、あったとしてもかなり曖昧と言うか、少なくともマルシンのこのガスガンに当たる物は探す事ができませんでした。
その中の過程で取り敢えずまるかんやが理解していた説明が、M29自体が限定品の様な扱いであった為、後に量産化されたのがこのクラシックモデルではないかと言う事。しかしこれも明確な記述等は無く、取り敢えずの知識として保留していました。
後、クラシックとは「古い」と言う感じのノリで理解していたので、S&W社製の何か昔の型を復活させたのかとも思ったのですが、そんな記述も無し。
むしろこの種類に関しては現行品に与えられていて、それが更にまるかんやの混乱に拍車をかけているのですが、その名前の由来も分からなかったです。(ただし、名作的なニュアンスもある様なので、そっちなのか?)

結局、量産型がクラシックと言うのも怪しい上に、名称その物に関しても資料は全く見つからずに行き詰まり。
それでも調べていくとM629クラシックと言う物がやたらと出てくる様になる物の、M29クラシックと言う物はなかなか出てこない。
このM629を端折って説明すると、S&W製の銃は番号で同じ型の銃を材質や特徴別に分けるという方式が取られていて、M629の6とはステンレスを主材料としたM29のバージョンと言う事になる。ただ、このステンレスモデルでさえも8-3/8インチモデルに関してはやはり情報が得られませんでした。まあ、銃身の長さ故にカタログ的な面まで網羅しても意味が無く、省略しているだけなのかも知れませんが謎は深まるばかりでした。

そこで行き着いた一つの結論として、恐らくマルシンは本来はM629クラシックと言うモデルとして出していた物を流用し、黒モデルの架空の銃としてM29クラシックとして売りに出したのではないかと言う事です。
実はマルシンは後のコルト アナコンダでも似た様な事をしており、本来はステンレスモデル(?)しかないコルト アナコンダでもブラックバージョンを勝手に出しているので、このM29Cは実はM629Cをマルシンが勝手にブラックモデルとして出しているだけでは無いのか?そう行き着いたのですが・・・・・・・

当時のマルシンのカタログを見てもM629Cと言うステンレスモデルの8-3/8インチモデルは見当たらず(それより銃身が短いのはある)、今回取り上げたガスガンのみが掲載されているだけ。流用した形跡は見当たらないのでこの推測も怪しい・・・・・・。
もしかしたら、もっと古いカタログではある可能性もあるのですが、現状ではその情報も見当たらないので結局は謎のままです。
また、2016年現在において新しい商品であるXカートリッジシリーズでは銀色のM29クラシック8インチ以上が出ており、これがM629を名乗っているかと言えばそうでもなく、こっちもM29Cのシルバータイプと紹介されている為、どっちがどっちなのかと更に分からない状態でもあります。
それどころか、古いカタログ内でもM629とされているモデルにもシルバータイプとブラックタイプの2種類が存在し、M29Cとの関連が怪しい状態でもあったりします・・・・・・


マルシン S&W M29クラシック マキシ 8-3/8インチ ヘビーウェイト

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箱はこんな感じ

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中身と説明書。予備カートとかは勿論別売。

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説明書の一部・・・・見えんね

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分解図のアップ的なの

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左側

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右側

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後方から。ハンマー下にセーフティー用の装置がある。

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シリンダーのスイングアウト

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排莢装置を使ってみたところ

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カート一式を並べてみた

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ちょいアップ。
以上です。

その後

 マルシンのM29Cはその素晴らしさからまるかんやを満足させ一生の宝物として当時は認識させてもくれましたが、トイガン全般に興味を示すキッカケを与えていたかと言うとそうでも無く、基本的にはこれだけに満足していたのでどっちかと言うとM29Cと言う銃のみに固執しただけでもあったと言えます。

しかしながら、当時は本当にトイガンライフとしては最高とも言える時間を過ごしていた事もまた確かであり、トイガンに関する興味を底上げしてくれたのも事実だったのです。

・・・・・ですが、その幸福な時間は長続きせず、数年後に起きたトイガンを使ったある事件によって一変する事にもなります。

その事件以降に執行された銃規制の強化はトイガン全般に及ぶ事になり、0.98ジュール以上(6mmBB弾の場合)のパワーを持つエアーガンは違法扱いとなり、何らかの手段を必然的に講じなければ成らなくなったのです・・・・・・

しかし、法改正後もたかがトイガンと言う認識が強かったまるかんやの動きは鈍く・・・・
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色々な情報がまるかんやの中で勝手に錯綜していたのだが、
撃てない様に銃身の中に蓋、ないし鉄針を入れるとかも目にした様な気もするのだが、
それはどうもモデルガンの何かの話と勘違いしていた節もある・・・・

この当時は本当に情報の精査がなかなかできない・・・・・と言うより殆どの人が既に対処済みであった為か、少なくともまるかんやが気にした時には情報がゴッチャとなっていて、どれが本当で嘘かは焦っていた事もあって冷静に判断するのは難しい状況ともなっていた。(知識不足も拍車をかけていた)

結果としてメーカーに送ったとしても現状とは違う形で帰ってくる可能性が高いと言う結論がまるかんやの中で形成され、廃棄するかヘンテコな処置をされた物にガッカリしながら保持するかの二択で勝手に悩む事となる。

実際には販売元のマルシン工業に送れば適切に対処してくれる上に、確かに何かしらのマークがされる事もあったらしいのだが目立つ様な変化は最小限に留まるらしかったのだ・・・・・・。

更に言えば対処してくれる方法があるだけまだマシな方だったらしく、古過ぎるトイガンに至ってはメーカー等が倒産したり既に生産が停止している物は改善のしようが無く、捨てると言う選択肢しか無かったらしい。
実際に当時はそうした苦悩をネット上でぶち撒けている人の書き込みも見られ、価値ある物さえも残酷な運命を辿らずにはいられなかったようだ。

その残された対処方法が良い物とは当時は考えなかったまるかんやは、遂に極端な方向へと走るのだった。

要は撃つ事が出来なければいいんだ!それがまるかんやの辿り着いた答だった。
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当時の記憶を辿るとプレートを再度取り付け様とした時、かなり時間がかかった覚えがある。
多分だが、シリンダーストッパーとかの部品が適正位置からズレてた様な・・・・
正直、あの時は精神的に疲れていて何やってたかあまり思い出せない。

今回のページ作りに当たって久々に手に取ったのだが、やっぱり動作とか姿形は最高だと改めて認識した。ただ、先のトラウマからイチイチ作業は中断、ここまで来るのに本当に時間がかかってしまった。

現在はマルシンからXカートリッジシリーズでまたこれと同じタイプが出ているのだが、今の所は購入意欲が湧かないです。

実は言うとこの経緯に直ぐに至った訳では無く、数年の間程度には幾つかのトイガンも購入しましたので、次の予定ではさらっとこうした問題が無かったかの様に紹介するつもりですが、もしかしたら番外を挟むかも・・・・・

何れにしても、更新はまた長引くかも知れないです。


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